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【日立造船】据置・見通し変更:BBB/安定的→ポジティブ ニュースリリース | 日本格付研究所 JCR 16d03141HZ

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http://www.jcr.co.jp

16- D- 0314 201 6 年 7 月 2 1 日

株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

日立造船株式会社

(証券コード:7004)

【見通し変更】

長期発行体格付 BBB

格付の見通し 安定的 → ポジティブ

■ 格付事由

(1) ごみ焼却施設の E PC 、保守・運営を主力とする総合重機メーカー。環境・プラント部門を中心に、機械

部門、インフラ部門といった領域で事業展開している。ごみ焼却施設では、国内トップクラスのポジショ

ンを確立しており、過年度における Inova社の買収で海外の事業基盤も強化された。一方、機械部門やイ

ンフラ部門では不採算事業の収益改善が経営課題の一つになっていた。

(2) 主 力の環 境・ プラン ト部門で は、 A OM( A fterservice, Operation, Maintenance) や長期 運営受 託と いったス

トック型ビジネスが引き続き安定収益源になっている。また、過年度に買収した Inova 社も収益に着実に

貢献するようになっている。加えて、不採算事業の収益改善も一部で顕在化してきた。これらを背景に、

全社収益の底上げとともに、課題である財務構成の改善も進んできた。以上を踏まえ、格付の見通しを安

定的からポジティブに変更した。J C Rは、今後の収益動向と財務構成の改善度合いを踏まえた上で、格付

に反映させていく方針である。

(3) 16/ 3 期営業利益は 151 億円(前期比 17.9%増)と2 期連続の増益になった。これは、インフラ部門の収

益が大きく改善し、同部門が営業黒字に転換したことが主因である。同部門では、受注の選別や固定費の

削減といった構造改革の取り組みが奏功した。一方、機械部門は営業赤字に転じるなど、収益の改善が引

き続き課題になっている。15/ 3 期にかけて赤字が拡大してきた舶用原動機はプライスアップやコストダ

ウンなどで赤字が縮小したものの、技術トラブル対応を余儀なくされた精密機械の赤字転落などが響いた。

17/ 3 期営業利益は、舶用原動機や精密機械の赤字縮小などを見込み、160 億円となる見通しである。

(4) 16/ 3 期末の自己資本比率は前期末の 26. 6%から 28. 4%に改善した。利益剰余金の積み増しが進んだほか、

効率的な資産運営による総資産の圧縮も寄与した。また、16/ 3 期のフリーキャッシュフローは 4 期振り

にプラスとなり、ネットデットの増加にもひとまず歯止めがかかった。当社では、中期経営計画の最終年

度である 17/ 3 期末の自己資本比率目標を 30%超としており、その実現も視野に入ってきている。

(担当)涛岡 由典・関口 博昭 ■ 格付対象

発行体:日立造船株式会社

【見通し変更】

対象 格付 見通し

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http://www.jcr.co.jp

格付提供方針に基づくその他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日:2016 年 7 月 15 日

2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:島田 卓郎

主任格付アナリスト:涛岡 由典

3. 評価の前提・等級基準:

評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp)の「格付方針等」に「信用格付の種類

と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。

4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:

本 件 信 用 格 付の 付 与 にか か る方 法 の 概 要 は、 J C R の ホ ー ムペ ー ジ ( http:/ / www. jcr. co. jp) の 「 格 付 方針 等 」 に 、

「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)、「総合重機」(2011 年 7 月 13 日)として掲載している。

5. 格付関係者:

(発行体・債務者等) 日立造船株式会社

6. 本件信用格付の前提・意義・限界:

本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。

本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性

の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので

はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外

の事項は含まれない。

本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま

た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入

手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。

7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:

・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表

・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明

8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:

J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、

独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、

当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。

9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし

■留意事項

本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また

はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、

的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また

は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、

金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因

のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ

って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも

のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として

発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ

を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。

■NR S R O 登録状況

J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating O rganization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラ

スに登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則

17g-7(a)項に基づく開示の対象となる場合、当該開示はJ C Rのホームページの“ Rating Information” (http: / / www. jcr. co. jp/ english/ top_cont/ rat_info01. php) に掲載されるニュースリリースに添付しています。

■ 本件に関するお問い合わせ先

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